アンコールワット観光

カンボジアに旅行に行く！と言うと必ず、「アンコール・ワット見に行くんでしょ。」と聞かれる程有名なアンコール・ワット。アンコール遺跡の中でも代表的な寺院で、テレビや写真で誰もが１度は目にしたことのあると思います。

私も一生に一度は見に行きたいと思っていたので、その機会に恵まれて感激でした^^
そんな感激の遺跡を、簡単ではあるけれど写真を交えて紹介していきたいと思います。

まずは基本情報から♪

アンコールワット（Ａｎｇｋｏｒ Ｗａｔ）とは？

アンコール・ワットのアンコールとは「王都」、ワットとは「寺院」。

１２世紀前半、アンコール王朝のスーリヤヴァルマン２世によって、ヒンドゥー教の神であるヴィシュヌ神を祀る寺院、そして王の墳墓としてとして３０年近くの歳月を費やし建立されるされました。

すべて石造りで、左右対称の巨大な寺院、はクメール建築の最高傑作といわれています。

周囲は東西約１．５ｋｍ、南北約１．３ｋｍの環濠に囲まれた、幅約１９０ｍ、長さ６００ｍ程もある大規模な寺院で、中には参道や回廊、中央塔、そして回廊の壁には緻密な壁画があります。

アンコール・ワット観光のポイント

アンコールワットは正面が西を向いているので、午前中は逆光になってキレイな写真が撮れない。観光は午後からがおすすめ。

アンコールワット遺跡観光ツアー体験記

アンコールワットサンライズの後、アンコールトムを見学し、再びアンコールワットに戻ってきました^^

朝と同じように西塔門を抜けると、参道の先には中央神殿が見えています^^

参道をゆっくり歩きながら写真撮影！
私たちの日本人ガイド「キムさん」は、写真の撮り方やベストスポットを常に教えてくれてありがたい^^

熱心な日本人ガイドキムさんが、写真の撮り方を教えてくれている図（笑）

こんなのとか。

こんなのもやらされました（笑）

いろんな角度から撮ると面白いですよ^^

中央神殿に近づいてきました。

第一回廊　西面のレリーフ

第一回廊の西側南側にはインド古代の叙事詩『マハーバーラタ』が、西面北側には『ラーマーヤナ』が描かれている。

『マハーバーラタ』は、王族家同士の戦闘の物語。
５人の王が率いるパーンダヴァ軍ＶＳ１００人の従兄弟カウラヴァ軍の激戦の模様が描かれている。

向かって左から進軍してくるのがカウラヴァ軍。右からはパーンダヴァ軍。
この戦いは１８日間続き、王が率いるパーンダヴァ軍が勝利した。

西面北側には『ラーマーヤナ』は、ラーマ兄弟とラーマ王子の指揮の元に戦う去る軍団ＶＳ魔王ラーヴァナの率いる悪魔軍との戦い。

サル軍の将「ハヌマーン」と、２０本の腕と１０の頭を持つ魔王ラーヴァナの図。

サル軍の将「ハヌマーン」の方に乗って弓を射るラーマ王子。

第一回廊　南面のレリーフ

南面西側にはスールヤヴァルマン二世の行軍、東側には「天国と地獄」の詳細な描写がある。

「天国と地獄」は死後の世界を現していて、三段に分割された壁面には、極楽界（上段）、裁定を受けに向かう様子（中段）、地獄（下段）が描かれている。

地獄では舌抜き、火責め、針責め、ムチ打ちなどの責め苦を受ける人の姿や、閻魔大王に減刑を懇願する人々の姿もある。
（火責めと針責めは絵的に究極の選択かも(>_<)）

中央が閻魔大王ヤマ。１８本の手に剣を持ち、水牛に乗っている図。

中段の裁定を待つ物の世界。

下段の地獄の世界。

何故か上段の極楽界を撮影するの忘れたワタシ。なんかヤな感じ(>_<)

第一回廊　東面のレリーフ

東面南側は「入海攪拌（にゅうかいかくはん）」、北側はヴィシュヌ神と阿修羅の戦い。

「入海攪拌」は、神々と阿修羅が不老不死の薬「アムリタ」を作り出すために、大蛇を綱代わりにして海をかき混ぜるヒンドゥー教の天地創造の物語。

長さ５０ｍにもわたって描かれている。

が、残念なことに２００９年３月現在修復工事のためにレリーフの左側は見学付加となっている。

全体像は、外に展示してある写真で確認(^^;;

十字回廊

アンコールワット中心部の十字回路。

最初にアンコールワットに足跡（らくがき）を残した日本人として知られる森本右京太夫一房が残した墨で書いたらくがき。

歴史的意味合いも深く、消されずに保存されている。

十字回廊北側の突端の外側に出っ張った天井が高い空間。
ここに入って壁を背に立ち、胸をこぶしでたたくと「ボワーン、ボワーン」と驚くほどの大きな反響がある。

顔は隠してるけど、ワタシかなり驚いてます（笑）

デバターの壁面

第二回廊の内側はデバターのギャラリー。それぞれ実在の女官のモデルがいたそうです。一体として同じ姿、同じ表情はない。

どのデバターも胸だけ黒いのが目立つ。ガイドの話によると、観光客が胸を触るので黒くなってしまったとか・・・´∀`)┌

ヘアスタイルの違うデバター４体が並ぶ。

なんと未完成のまま残るデバターも(^^;;

下書きのデバターは何箇所かあり、実は手抜きがいっぱいあるアンコールワットが分かる。

西門上の破風の浮き彫りは堀の深い彫刻が綿密に施されている。

ガイドさんおすすめポイントで撮影♪

以上でアンコールワットツアーはおしまい^^

アンコールワット、さようなら～(･_･)ノ◇ﾊﾝｶﾁ ﾌﾘﾌﾘ
またいつの日か♪

遺跡説明引用文：地球の歩き方 アンコール・ワットとカンボジア 2009~2010

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